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Project 天童教会

天童教会献堂に寄せて

 

 かわかみ設計事務所 川上 悟

 

 今まで事務所 では、六つの教会建設にたずさ わってきましたが、そこで感じ ることは、六つの教会すべてが、 その教会、その教会にふさわしい最良のタイミングで、また、 ふさわしいペースで神様が働いて導き、完成させてくださるという事でした。

この天童教 会にも神様が働いてくださった事を見る事が できます。主の栄光を天童教会にも見せていただきました。

 教会堂の特徴

 さて、この教会堂の特徴をいくつかあげさ せていただきたいと思います。まず特徴のひ とつとして十字架を高くかかげた、15メート ルの高さのタワーをもつ、教会らしい教会堂 ということができます。

夜には、ガラス部分 に行灯(あんどん) のように火がともり、教 会のシンボルとして周辺を明るくともしてい ます。

 また、1.8メートルの高さで、大谷石が張 られています。この石は、解体される前の教 会堂の基礎に使われていたものを利用し、そ の石を裁断し、再利用されています。

 また、新しい会堂部分と相まって、幼児園 の園舎部分が改修され、再利用されています。 今までの多くの卒園生、園児たちにも良い面 影として残されています。

そのように歴史あ る天童教会には多くの人がかかわり、その中 で成長し愛されて来ました。まったく新しい 材料で作り上げられるのでなく、歴史的なも のを残し、その面影を 残しながらこのような 新しい型が建設されま した。

 また、もうひとつの 特徴としてあげられる のは会堂の音響です。

以前の会堂の良い音響を新会堂に引きつがせ るのがもう一つの大切な事でした。  

 正面のステンドグラス

 このステンドグラスは、一匹の羊が岩場に さまよい、弱りはてている時、そこにも、上 からの神様の愛と守りと祝福があることに気 づくという絵です。

聖書の中のイエス様のた とえ話の一場面です。99匹の羊を残し、失わ れた一匹の羊を、どこまでも探し求める羊飼 の話をもとにしています。

 イエス様は、人間を一匹の羊としてたとえ られました。羊一匹では、たいへん弱い動物 です。そして羊は目が弱く、遠くのものが良 く見えず、ひとりで迷い子になり、迷ってし まう動物だそうです。

そのように、人間もよ く迷い、さまよい、挫折してしまうことをイ エス様はよく知っておりました。  しかし、良き羊飼であるイエス様は、さまよい、弱りはてている羊を助け見出すため99 匹を残してでも、その一匹のために命をはっ て、探し、愛してくださるのです。

このステ ンドグラスには、そのような一匹の羊と神様 の愛が表現されています。  

天童教会のみな様が、また、天童の地域の みな様が、いよいよ主の祝福の中を歩まれる ことを祈ってやみません。          

(献堂式でのスピーチ)

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